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ランニングでメンタルが強くなるは本当?精神面に与える効果まとめ

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ランニングでメンタルが強くなるは本当?精神面に与える効果まとめ

打たれ弱い、サボりグセあり、楽なことが大好きな筆者です。

ランニングというものに魅力を覚え、合間にブランクはあったものの、すでに10年ほどのお付き合い。未だにフルマラソンで「サブ3(3時間斬り)」ができないのは、“メンタルの弱さ”にあると睨んでいます。

違う言い方をすれば、「詰めが甘い」とも言います。

そんな筆者ですが、ランニングが日課になってからは約6年が経ちます。

そこで問題なのが、“ランニングを続けることでメンタルは強くなれるのか”という論争。論争といいますか、今思いついただけです。

ということで、「ランニングとメンタルの因果関係」について考察してみました。

マラソンでもぶち当たるはず!? そもそも「メンタルが強い」というのはどういうことなのか

マラソン以外で、たとえば仕事や学業で、“メンタルが強い”というのは、そもそもどういうものなんでしょう。

小さなことは気にしない、切り替えが早い、決断力があり目標に向かってひた走る、諦めない、他にも色々な表現があるでしょう。

ちなみに余談ですが、上記は筆者の性格の逆を参考にしています。

“メンタルが強い”というのは、スポーツの世界ではかなり重要なことです。

野球でたとえれば、マウンドに立つ投手はランナーが出た時、「「リー、リー、リー(リード、リード、リードの略)」と煽られても、バッターに“集中”しなければいけません。

不動だにしない集中心と、細かなことを気にしない図太さが、スポーツではかなり重要です。

要するに、マラソンも含めて、スポーツで重要なのは“めげない心”と“集中力”という仮説が立てられますね。

ランニングを続けることで「メンタル強化」は可能か

「豆腐メンタル」と自称する筆者ですが、ランニングにおいてメンタルが強くなるかどうかという答えに関しては、自信を持って「ある」と返答できます。

つまるところ、ランニングをしていなかったときの筆者は、「人間失格」のレベルだったんでしょうか……?

さて、本題に入ると、“ランニングを続けることでのメンタルの強化”に関しては、「根性論」抜きに効果があると考えています。

メンタル強化1: セロトニンがドバドバ出て脳が元気に

「メンタルヘルス」という言葉も一般的になりましたが、筆者もどちらかといえば病みやすい方。

細かいことを気にする方こそ、セロトニンという、“幸せホルモン”と呼ばれる脳内ホルモンを出してあげることが大事なんですね。

脳が元気になると、心身ともに元気になり、それが「メンタルの強さ」につながります。

メンタル強化2: 継続は力なりが自信になる

ランニング愛好家の方の多くは、毎日走っておられますよね。

筆者には信じられませんが、毎日20km走るランナーも周囲にはいます。話が脱線しますが、長い距離を毎日走るランナーは、“強いランナー”という点が共通しているように感じます。

筆者は筆者なりに、ちゃんと継続して数年。

今までの人生で「継続」なんて言葉を実践してこなかった筆者には、強い自信になっていますよ。

メンタル強化3: 健全な精神は健全な肉体に宿る

ローマの詩人が発祥だろうが、三島由紀夫氏が何と言おうが、確かに「健全な精神は健全な肉体に宿る」は本当です。

というのは、筆者は幼少期はかなり病弱で、原因不明の高熱での入院などが続いた経験も。

ランニングを始めてからは、大きな病気はした覚えがありません。

言葉通り、「健全な精神は健全な肉体に宿る」わけで、健康な体だからこそ、ニコニコとした健康な生活が送れるんですね。

健康でなければ、メンタルは平常値を保てないはずです。

メンタル強化4: フルマラソンではメンタル強化にうってつけ

フルマラソンといえば、「30kmの壁」や「35kmの壁」がありますよね。

ちなみに筆者は、もれなく「21kmの壁」にいつも苦しんでいます。

フルマラソンを走っていると、体がどうしても自分の思う通りに動かない時があります。

足が動かない、お腹が痛い、脚が攣りそう、ガス欠、そんな「ドMな状況」に打ち勝つのも、フルマラソンの醍醐味ですよね。

37km以降、意識を失いそうになりながらも、ペースを落とさずゴールしたときの達成感は、必ず自信になり、メンタル強化にもなるはずです。

普段の練習でメンタルが強化され、フルマラソン本番では“強さ”を要求されるともいえますよね。

うつ病にも効果的!ランニングがメンタルヘルス改善のきっかけに

いろいろな意味で“鬱状態”の筆者です。皆様も交通事故にはご注意を。

実は筆者、むちうちと同時にかかえているのが「バレーリュー症候群」。事故により神経症になったことで、自律神経の乱れにより不眠や抑うつ状態、さらに嘔吐が続いている状態。

そんな状況なので、なるべく気分がいいときには走ることにしている状況ですが、世間的には「マラソン」や「ランニング」は“頑張る”というイメージが先行しがち。

ただ、絶対に「ランニング」や「マラソン」は健康効果が高いのがいいところ。

ランニングやマラソンが“健康的”で、実はメンタルヘルスにもいいのは「セロトニン効果」だけではないんです。

「うつ病」にランニングがいいとされる理由

ランニングブームになったのが、多くの現代人が抱えているメンタルヘルスも引き金になっているはずです。

人間関係、職場でのブラックぶり、パソコン作業が必須で眼精疲労からの肩こりなども起こしやすい時代で、「うつ病」というのが世間一般的にも認知されやすい時代ですよね。

人間がうつ病や鬱状態になりやすいのが、「セロトニン不足」だともいわれます。

そもそも脳内から出るホルモンには、アドレナリン、ノルアドレナリン、βエンドルフィン、そしてセロトニンがありますが、このセロトニンが不足することでうまくメラトニンが生成されないことで「鬱状態」になることもあるんです。

このセロトニンは、「リズム運動」が効果的で、首や頭皮の血行を改善させることでカラダも健康的になりやすいというのが、ランニングが健康効果に推奨される理由。

ウォーキングや踏み台昇降運動も効果的なんですが、なによりランニングはダイエット効果もあることと、「βエンドルフィン」の効果もランニング愛好家が増えている理由にもなっているんです。

ランニングで生成される「βエンドルフィン」の功罪

ランニングやマラソン中に「まったく疲れない」や「脚の痛みがない」なんて状態にもなることがありますが、これは「βエンドルフィン」の影響が強いと言われます。

βエンドルフィンは、いわば脳に「快楽物質」を流す作用があります。

βエンドルフィンが出ると、「快感」を覚えるので、人間はそれを求めてさらに快楽的な行動に走ろうとするのも「ランニング人気」の功罪。

たとえば、足を痛めていてもランニングが止められない、家族や家庭を犠牲にしてでもマラソンが大事なんて方は要注意。

それはいわゆる「ランニング依存症」で、健康効果以上の被害がある可能性も出てくるんです。

うつ病にも!脳や体にいいランニングとは何か

うつ病や鬱状態になるのが「セロトニン不足」なので、しっかりと日中に“ゆっくり走る”というのが健康効果も高いんです。

夜は「交通事故」の危険性もあるので、夜ラン派は車やバイクに注意しなければならない他、入眠前3時間以内だと「浅い眠り」になる可能性も強いといわれるんです。

可能であれば、日の出とともに“ゆっくり走る”というのは、うつ病の予防や改善の他、ダイエット効果も期待できるのが良い点。

朝走ると、一日中、“体内が活性化している”という状態になるので、脂肪燃焼効果もいいといわれ、しかも朝走れば一日清々しい気分にも!

まさに一石二鳥どころか、一石三鳥の効果もあるのが「朝ラン」による健康効果なんです。

ランニングは依存症になりやすいという記事を、『体に悪い?ランニング依存症の症状の弊害』でも書かせてもらいましたが、ランニングは、脳内物質である「セロトニン」が出やすいスポーツでもありますよね。

近年、日本で急増しているのが「鬱病」などの“精神疾患”。

「セロトニン」が“幸せホルモン”と呼ばれるのに対して、今の日本は“幸せ”のかけらもないような“諦め”の雰囲気すらありますよね。

特に、若年層を中心とした、将来に対する“希望”や“夢”の欠如は、日本では深刻。

筆者個人の意見としては、“脳の病気”でも、それは大きな「贅沢病」なんです。

野生という原点に帰ることができる「ランニング」で、鬱病を治すことも可能なはずですよ。

中国やモンゴルの人は貪欲!でも、日本の文化は「内省的」

ややランニングの内容と離れますが、最近、ある場所で中国の方やモンゴルの方とお話をする機会があります。

そこで強く感じるのが、中国やモンゴルの方は、“欲”に対して忠実な傾向が強いところ。

もちろん、個人差があるでしょうが、たとえば“食欲”、“睡眠欲”、“性欲”など、人間として基礎的な“欲求”に素直な感情を表すことが多いなと感じますよ。

中国の方が言うには、「日本人は、もっと意見を言うべき。空気の文化とか、和の文化より、言いたいことをもっと直接言った方がいい!」とのことでしたが、これは確かに「一理ある」と、2ちゃんねらーなみの掌返しをした筆者でありました。

要は、日本の文化は、定量的な評価が強すぎるのか、数字や結果にこだわりすぎるあまり、定性的な“達成感”を味わいにくい文化ともいえるんです。

「結果しか求められない」とため息をつく若年層の増加は、つまり、日本人として今の文化は、“あらゆる欲求”が叶いやすい時代だともいえるのでは? そんなに“努力”をしなくても、“ある程度の欲求”は叶ってしまう。

それが、“なぜ生きているか”という、負の原点回帰のスパイラルに陥った結果、「精神疾患」というものが“あたりまえ”な時代になってしまったわけなんです。

ランニングをしてセロトニンを正常値に戻す!人間の欲求に忠実に

「精神疾患」といえば、「鬱病」という病名が“一般的”ではありますが、この「鬱病」の大きな原因が、“セロトニン欠乏”だともいわれています。

脳からセロトニンが分泌されにくくなると、「何もする気が起きない」と脳が体に信号を送ってしまうわけです。

あらゆる“嗜好品”が溢れる日本ですから、“幸せになる方法”は多くあるはずなのに、なぜか反比例して「精神疾患患者数」は増加の一途。

つまり、“欲求をうめる”というツール自体が、“複雑化”しすぎなんです。

ランニングというのは、ただ、野性的に手足を動かしていれば、健康体であれば誰でもできるもの。「セロトニン」は“リズム運動”によって分泌されやすいんですが、ランニングはシューズさえあれば気楽に始められることができますよね。

「鬱病」と“診断され”、「SSRI」などのお薬でセロトニンを出すのも鬱病の治療の一つですが、“体を動かす”という、人間(動物)にとって“あたりまえ”の行動で、セロトニンを正常値に戻すのも、人間の“三大欲求”を取り戻す一つのツールなはずですよ。

ちなみに日本人は、とにかく「定量的な評価」で“承認欲求”を埋めやすいともいわれているんです。なので、マラソンのタイムや普段の練習タイムで“一喜一憂”するのは、日本人に合っているんです。

ただ、筆者がこれから走られるランナーの皆様に知ってほしいのが、“単純に走ることができるという悦び”です。

人生を通して、ランニングとセロトニンの関連性など小難しいことなど考えずに、走ったあとは好きなものを食べたり、ほどほどのお酒を飲んだりして、毎日を楽しく過ごすことこそ、“正しい欲求のあり方”なのかもしれませんよ。

ランニングによるメンタルヘルス改善まとめ

これほどのランニングブームには、現代のストレス病も原因かもしれませんね。

サービス業ではクレーマーがいて、IT業界は「電通事件」も記憶にあたらしいところ。

ただ、やはり自分の健康は自分で管理することが大事。

筆者はとにかく体調が悪い状態が続きますが、めげずにランニングができるときにしっかりとリハビリをこなしていきたいと思っています。

皆様も交通事故にはご注意を。

ランニングでメンタル強化まとめ

いかがでしょう。

特に筆者の場合は、「言い訳」が多かったため、これがメンタルの弱さを露呈していたことに。

昔はいわゆる、レース中での「止まりグセ」が続いたこともありました。

ただ、これって意外と気持ちでカバーできるんです。

「メンタルを強化したい!」

そんな筆者のような豆腐メンタルな打たれ弱い人間には、ランニングやマラソンは“絶好の修行場”なのかもしれません。

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この記事を書いた人

わたぞう
大阪生まれ愛媛県松山市にいる市民ランナーです。 フルマラソン2時間57分、ハーフマラソン:1時間23分、10km:36分29秒、5km:17分32秒 「ランニングフォーム」や「健康」を第一に考え、楽しく走りつつ、マナーのよいランナーになるのが目標です!
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