ランニングのレペテーション(通称レペ)とは?トレーニング効果とやり方を解説
目下のところ、サブスリーとは程遠い練習内容の日々が続いている筆者です。
梅雨ですね。レペテーションもインターバル練習を開始するにも、程遠い練習内容です。
サブスリーを達成する“最低の月間走行距離”のラインは「400km」とよくききますが、筆者は未だ“月間400km”という距離を踏んだことがありません。
もちろん、中には抜きん出たスピードや、生まれ持った心臓の強さで、月間走行距離200km程度でも、アッサリとサブスリーをしてしまうランナーも多いんですが、やはり筆者のような凡人ランナーには“距離を踏む”ということも大事なようです。
ただ、やはり試したいのは“月間走行距離を踏む”ということ以外での、サブスリーへのアプローチ。
そこで色々と経験してきた中で、練習効果が高いのが「レペテーション」であることは理解しているので、今後の自分へ発破をかける意味でも忘備録とさせていただきますよ。
サブスリーには必須?単独でのインターバル走では「精神力」が必要か
スピード持久力の向上に最適な練習の一つに、「インターバル走」がありますよね。
ただ、環境を見つけることも難しいですし、単独でするとなれば“へばらない”という、心身のタフさが必要になってきます。
なので、ランニングチームでのインターバル走の練習は、引っ張ってくれるランナーの存在が力になり、極限まで追い込めるという方が多いようですね。
ただ、筆者のように“1人で練習することが好き”というランナーも多いでしょう。
そうなると、インターバル走では“孤独との闘い”ともなりますし、インターバル走のレスト間で“妥協”してしまうというランナーも多いかもしれません。
そういう方は、より強度の高い「レペテーション」を試すのもいいかもしれませんよ。
レペテーションはなぜ単独の練習として続きやすいか
サブスリーを目指すランナーであれば、GPS時計を使って練習する方は多いでしょう。
それを利用して、「レペテーション」で常に“数字のモチベーション”を利用して、一回、一回の練習で追い込むということもスピード持久力向上の一つの手段ですよ。
レペテーションの練習内容を今までいくつか試してきましたが、坂を使ったレペテーションは、単独走でもかなり追い込めます。
レペテーションの練習メニューでオススメなのは、下記です。
- 3000mをキロ3分50秒で疾走→息が落ち着くまでレスト
- 2000mをキロ3分40秒で疾走→息が落ち着くまでレスト
- 1000mをキロ3分30秒で疾走→ダウンをしっかり
はっきり言って、慣れないうちはかなりきついですし、これからの季節は暑さもあって、スピードが出にくくなりますよね。
なので、インターバル走のように“完璧さ”を求めず、きつければ最後の1000mはジョグに回してもいいんです。
ランナーは“真面目な性格”の方が多いので、インターバル走でも“完璧な数字”を求めがちになってしまいますよね。そういうときに、3000m1本でも十二分に練習効果が見込める「レペテーション」で、スピード持久力を向上させるのはいかがでしょう。
サボりグセのある筆者も、レペテーションでスピード持久力向上を誓って2日。
まだ、1本目クリアすら怪しいところですが、サブスリーを目指すのであれば“内容の濃い・きつい練習”は必須ですよね。
ランニングのレペテーションまとめ
いかがでしょうか。
「レペテーション」向きの人は、ペース走が好きな人ではないでしょうか。
走り出して、常に限界に立ち向かえる性格の人は、インターバルよりもレペテーションの方が効果が見込める場合もあるはず。
ただ、頑張り屋さんのランナーは、レペテーションで故障しがちのようなので、ポイント練習で調子をピークに持っていけるように調整するのも、サブスリーを目指すための練習の一つですよね。
この夏は「レペテーション」で、一つ上のランナーを目指してみませんか?