ランニングは朝ラン?夜ラン?どちらの方が効果が高いのか
ランニングが生活の習慣となっている方は、おおよその走る時間も決まっているのではないでしょうか。
特に忙しい社会人の方だと、「朝走ったほうがいいか、夕方に走ろうか……」と、日々の生活のスケジュールに合わせ、早朝に走ったり、仕事から帰宅して夜中に走ったりと、人それぞれのライフワークに合わせた練習をしてらっしゃると思います。
ここでよく議論になるのが、「朝ランがいいのか、夜ランがいいのか」という点。
どちらもメリット・デメリットがあり効果も違ってきます。
朝にランニングするメリットとデメリット
朝ランのメリット
朝はとにかく清々しいですし、走った後はスカッとするので一日の始まりを気持ちよく迎えられそうです。
その他、具体的なメリットを考察してみました。
- 朝起きてランをするほうが、一日を通して脂肪燃焼効果が高い
- 空腹時に走ることも、脂肪燃焼効果が高い
- 自立神経の交感神経が活発になることで、緊張状態にスイッチが入り過食になりにくい
- 朝から脳内ホルモン(βエンドルフィン・セロトニン)が出ることで、一日気分よく過ごせる
- 早起きさえすれば、スケジュールに左右されない
- 空気が澄んでいて気持ちがいい
- 通勤ランとして走ることができる
脂肪燃焼効果が高いということも特記点ですが、やはり一日の始まりを爽やかに迎えられることで、職場や学校でも笑顔で過ごせそうです。
これはちゃんと裏付けがあり、自律神経が活発になり交感神経が優位になると、脳内ホルモンの影響で精神が安定しやすいんからだそうです。
朝ランのデメリット
これは私がそうなのですが、とにかく朝に弱いと起きるのが辛いですよね。
- 朝起きるがつらい
- 冬だと早朝が真っ暗
- 冬だと早朝は寒い
- 昼間、仕事中や勉強中に眠気が襲ってくることがある
- 体が目覚めていないので、ペースを上げた練習が難しい
- 追い込んだ練習がしづらい
- 時間が限られている
そのほかにも色々とありそうですが、特に最近のような“大寒波”が押し寄せると、目覚めて間もない身体で、極寒の朝を走りにいくのはなかなかつらいところ。
通勤ランなどをうまく活用するのがいいかもしれません。
夜にランニングするメリットとデメリット
夜ランのメリット
- ストレス発散になる
- インターバルやペース走など、強度の高い練習でも時間が取りやすい
- 一日過ごした後なので、体が動きやすい
- 晩ごはんを楽しみにしながら走ることができる
- 夕食の前であれば空腹状態なので、エネルギー源として脂肪が使われ燃焼効果が高い
何より、お酒や晩ごはんを楽しみにしながら走ることができるのがいいですよね。
走った後のお風呂、そしてビールという王道コースを楽しみに仕事を頑張ってらっしゃる方も多いんではないでしょうか。
夜ランのデメリット
やはり夜ラン派にもデメリットはありますよね。特に女性に多いような気もします。
- 暗いので不審者に注意しなければならない
- 車から見えにくいので、交通事故のリスクが高い
- 22時以降だと、眠りが浅くなりやすいので熟睡感がえられないことがある
- 家族がいる方は食事時間との兼ね合いが難しい
- 退社時間に左右され、予定していた練習ができないことがある
何より、“暗い”ということがネックになります。
特に、『反射タスキ』などを身に着けず、黒い上下のジャージで走られる方は“自殺行為”といわれても仕方ありませんので、気をつけてください。
朝ランと夜ランまとめ
朝ラン派も夜ラン派も、やはり普段の生活があってこその習慣だと思います。
ただ、個人的な意見を述べると、痩せやすいのは朝ランです。
朝ランのメリットでも挙げましたよう、朝走ると一日を通して“過食しにくい”といった点と、自律神経の活性化によって気持ちのいい一日が過ごせますし、夜も眠りにつきやすいと感じます。
それに、多くのマラソン大会は午前中にスタートするので、マラソン大会に出場する予定がある方は朝に走ることに慣れておいた方がいいと思います。
ただ、夕方走っていた際に強く感じたのは、“ストレス発散になる”といった点と、“お酒がおいしい”といった点です。
ダイエットなら朝ラン、ストレス発散なら夜ランと、時に合わせて走り分けしてもいいかもしれません。
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