【2018年版】マラソン初心者におすすめのランニングシューズ
初心者として、ランニングを始めるきっかけは人それぞれ。
ダイエット、美容・健康、部活で始めるなど人それぞれですが、まず初心者ランナーにとって必要なものは「ランニングシューズ」ですよね。
ただ“初心者ランナー”にとって問題になるのが、「どのランニングシューズが初心者向けなのか」ということ。
一つ言えるのは、どんな状況でも“ランニング初心者”にとって大事なのは、「最初のランニングシューズ選び」なんです。
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初心者がランニングシューズ選びで大切にしたい「クッション性」
ランニング初心者の方は、まずはスポーツショップでシューズの試着(フィッティング)することから始めます。
店員さんに、「おすすめランニングシューズは何ですか?」とアドバイスをもらって、それを買うのも確かに安全。
ただ、ネックとしては店員さんは“売りたいシューズ”を売ろうとすることが多いんです。
たとえば、「今、人気だからこのランニングシューズはオススメ! いかがでしょう?」といった具合に推されると、つい即買いしてしまうもの。
もちろん、中には日頃からランニングをしている“ランニングのエキスパート”というショップ店員の方もいますので、そういった方のアドバイスは抜群! ぜひしっかりとアドバイスをもらいたいですよね。
ただ、安易に“おすすめシューズ”を購入した結果、思ったよりクッションがなくて靴底が薄いだとか、いざ走ってみたら足に合わなかったとなるのは危険です。
「もったいないから」と、足に合わないシューズを履き続けて足を痛めてしまえば、本末転倒。
ランニングをこれからはじめようとする初心者の方は、軽量性や流行りではなくて、“クッション性”を大前提でランニングシューズを選ぶのが大事なんです。
もちろん、「昔、陸上競技をしていた」なんて方は、むしろ軽量シューズの方がおすすめできる部分も多いです。
ちなみに筆者は初心者の頃、軽量性で選んで膝を壊した経験があります。しかも、初フルマラソンの2週間前の出来事でした。
初心者ランナーがランニングシューズで重視すべき「クッション性」と「重量」
クッション性があるということは、重量もあるシューズであるということが多いのがランニングシューズ。
ただ、実際に試履をしてみて、「お! 軽くて走りやすくて、クッション性もありそう」と主観的に決めてしまうと、それが実は“初心者用のランニングシューズではなかった”ということもあるので注意です。
ポイントは、“クッション性と重量”、両方あることです。人によっては「最初から軽量シューズでOK」という人もいますが、ビギナーランナーは筋力低下・体重オーバーの場合が多いので、重量も気にするに越したことはありません。
ランニングシューズの大きな役割として、着地の衝撃を和らげることがあります。
ランニングをするときは、体重の3倍以上の負荷が足にかかると言われるので、クッション性がないシューズで走ると、最初は脚の筋力がその衝撃に耐え難いんです。
体重80kgでダイエットを始める人は、240kg程度の重さが足にかかるわけですね。
また、重量があるかどうかが大事なのは、そのシューズの耐久性に関係があります。
エリートランナーが好むのは、クッション性が高く、反発性もあって軽いシューズです。
でも、そういったシューズは耐久性も低く、実業団のランナーであれば、レーシングシューズは一回履いて捨てるという人も。
あの瀬古利彦さんも、「一回レースで履いたシューズは友達に譲ってました」なんて、羨ましい発言をしています。
ただ、どうせならランニングシューズは長く使えるものがいいですよね。
重量があるということは、それだけソールなども分厚く作られていて、耐久性もあるということです。
そういったシューズを選んで、あらかじめケガ予防をすることから、ランニングを始めることが大事なんです。
また、ランニング雑誌では、比較的“売りたいシューズ”を初心者向けにもPRしていることが多いので、雑誌の情報を鵜呑みにするのも危険です。
【asics】おすすめランニングシューズはKAYANOとNEWYORK!
asicsの「GEL-KAYANO」は、asicsのGT-2000 NEW YORK よりもクッション性が高くて、故障中のランナーのジョギングにもおすすめしたいシューズです。
値段は10,000円を超えることが多いですが、その耐久性と安全性は“初心者向けランニングシューズ”では随一。
少しディスカウントしたシューズ狙いなら、挙げた「GT-2000 NEW YORK」もおすすめですよ。
筆者はasicsはジョグ用として必ず使用しています。
「いつかはGEL KAYANO」と誓って、すでに5年ほどジョグでNEW YORKを履きつぶしていますが、asicsのこの二足は、耐久性があるのもオススメのポイントなんです。
【ミズノ】ランニング初心者に最適!機能性最高の「ウェーブライダー」
サブ4ランナーの方にも最適で、耐久性・ほどよい軽量性・ミドルフットで着地しても違和感がない作りなので、エリートランナーのジョグ用にも最適。
「ミズノ派」であれば、「ウェーブライダー」を試して損はないです。筆者も練習用に購入検討中です。
【adidas】ランニング初心者へ!adizero Japan boostでマラソンに挑戦
筆者の独断ですが、ランニング初心者でもマラソンを見据えるのであれば、「adizero Japan boost」はかなりおすすめです。
もともとadidasはフォアフットで着地しやすい作り(筆者が履いてきた、mana7、japan2、takumi ren、takumi sen含む)になっていて、“人間本来の走り方”が身につきやすいんです。
もしダイエット目的であったり、ややウエイトオーバーしているという方には、asicsのKAYANOかNEW YORK、asicsが足に合わない方、軽量性とクッション性を重視したい方はミズノの「ウエーブライダー」を試してみてください。
そしてランニング初心者でも“本気でマラソンに向き合いたい”と考え、練習量と質を両立したいのであれば、adidasの「adizero Japan boost」をおすすめしたいです。
ランニングシューズ初心者は2足買うべし!? コスパ最強のランニングシューズとは
ランニングシューズは、1回履くとクッションが回復するまで中1日開けた方が、耐久性が向上するといいます。
おすすめした2足を両方買うというリッチな方には無縁ですが、筆者は“もったいない病”にかかっているので、本命シューズ1足+クッション性のあるもっと安価なシューズを1足という手段を取りますよ。
初心者にとって“ランニングが続くかどうか”は、個人差があります。
まずは、安価なランニングシューズで初めてみるのもいいかもしれませんが、おすすめなのがアシックスのランニングシューズ。
なお、ランニングシューズを選ぶときは、2点を絶対に気をつけていただきたいです。
- ランニングシューズは足の幅に合っているか(つま先が窮屈だと感じると、別のものにしたほうが良いです)
- ランニングシューズを足にすっぽり入れた時に、踵に指1本程度余裕はあるかどうか
購入後、もし足の甲が窮屈だなと感じる方は、靴ひもの巻き方も変えてみてはいかがでしょう。
筆者オススメはアンダーラップですが、こればかりは好みが分かれます。
アンダーラップシューレーシング
左右交互に穴の下から上に靴紐を通す方法です。履いている内に足に適度になじみ、圧迫感が少ないため、長距離ランナーに適していると言われています。
オーバーラップシューレーシング
アンダーラップとは逆に、穴の上から下に靴紐を通す方法です。締りがよく緩みにくいため、短距離ランナーに適していると言われています。
ちなみに、ナイキは“自動で靴ひもを結ぶシューズ”を発売。こちらも気になりますね。
おすすめのランニングシューズまとめ
やや熱く語りすぎましたが、いかがでしょうか。
まとめるとランニング初心者のためのランニングシューズ選びのポイントは以下となります。
- クッション性と重量を優先したランニングシューズ選びを
- asicsは日本人の足に合った設計なのでオススメ
- ランニングシューズ購入時は、足幅とつま先の余裕に注意
- 靴ひもの結び方でも履き心地は変わる
「これからランニングを始めたいけど、どうしたらいいか」だとか、「子どもの部活に何を履かせればいいか分からない」という方のご参考になればと思います。
“脚を守る相棒”と一緒に、楽しいランニングライフを送ってくださいね。
この記事を書いた人
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