水中ウォーキングに期待できる効果は?陸のウォーキングよりもダイエット効果が高いってホント?
「水中ウォーキングには、普通のウォーキングとは違う効果がある?」「水中ウォーキングの詳しいメリットは?」このように気になっていませんか?
水中ウォーキングは、普通のウォーキングよりも脂肪燃焼効果が高かったり、筋力や体幹がアップしたりするメリットがあります。
そこでこの記事では、水中ウォーキングと普通のウォーキングとの違いや、水中ウォーキングの効果を詳しく紹介します。
水中ウォーキングにチャレンジしてみたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ジャンプできる目次
水中ウォーキングとは?
水中ウォーキングとは、名前の通り水中でウォーキングをする運動を指します。
ウォーキングというと、街中を歩いたりジムのウォーキングマシンを使ったりするイメージがあるかもしれませんが、水中ウォーキングも効果的な有酸素運動の1つです。
普通のウォーキングとの違いは?
普通のウォーキングと水中ウォーキングの違いは「水があるかないか」ですが、その他にも複数の違いがあります。
まず、水中ウォーキングには「浮力」がかかります。
水中ウォーキングは、普通のウォーキングに比べて負荷が軽くなるため、膝などの負担が軽減されます。
そのため、元々膝を痛めている人や、体重が重く膝に負担がかかりすぎることを懸念している人は、水中ウォーキングのほうが向いているかもしれません。
次に、水中ウォーキングは普通のウォーキングに比べて「抵抗」が強くかかります。
水中では、体を動かすのが重いと感じるはずです。これは、水中では抵抗が強くかかっている証拠です。
つまり、水中ウォーキングは普通のウォーキングよりも体を動かすのに力が必要なので、より多くのエネルギーを消費します。
そのため、より効率的に運動をしたい人や、全身運動をしたい人に水中ウォーキングはおすすめです。
また、近所をウォーキングする場合、雨が降っている日や風の強い日はウォーキングを中止することも多いでしょう。
しかし、水中ウォーキングができる施設は室内にあることがほとんどのため、天候によって左右されることがありません。
1週間の中でウォーキングできる曜日が限られている人は、水中ウォーキングを選んだほうがいいでしょう。
ウォーキングをしなくても効果があるのが魅力
実は、水中ウォーキングは、ウォーキングをしなくてもさまざまなメリットが得られます。
水中は全身に水圧がかかっています。そのため、ただ水中に入っているだけでも水圧が全方向からかかり、血行を促進する効果が期待できるのです。
また、水に浮くと無重力を感じることができ、リラックス効果、姿勢改善の効果が期待できます。
このように、ウォーキングをしなくても、水中にいるだけで体や心に嬉しいメリットがあるのです。
水中ウォーキングのメリット
水中ウォーキングには、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、水中ウォーキングのメリットを詳しく解説します。
<水中ウォーキングのメリット>
- 脂肪燃焼効果
- 筋力や体幹がアップする
- 足腰のリハビリ効果
- リラックス効果
- 全身の筋肉を使える
メリット1.脂肪燃焼効果
ウォーキングは有酸素運動なので、当然ながら脂肪燃焼効果が期待できます。
水中ウォーキングは、陸でおこなう普通のウォーキングよりもカロリーの消費量が多いです。
その理由は、水中には抵抗が発生するため、その分エネルギーを消費するからです。
より効率的に脂肪燃焼したい人や、限られた時間しかウォーキングできない人は水中ウォーキングが向いているでしょう。
メリット2.筋力や体幹がアップする
水中ウォーキングは、筋力や体幹がアップします。
水中は水の抵抗が発生するため、普通のウォーキングよりも前に進むのが大変で、より多くの筋力が必要です。
また、水中には浮力が発生するため、バランスを取りながらウォーキングする必要があります。
日常生活では体幹を鍛える動作は少ないため、水中でウォーキングすることで体幹を効率的に鍛えられるのです。
このように、水中ウォーキングでは筋力や体幹を鍛えられます。
メリット3.足腰のリハビリ効果
水中ウォーキングは、足腰のリハビリにピッタリです。
水中では浮力が発生するため、普通に歩くよりも足腰に負担がかかりません。
そのため、足腰のリハビリを取り入れたい人は水中ウォーキングがおすすめです。
しかし、通院している人はかかりつけの医師に前もって聞いてみるのがいいでしょう。
メリット4.リラックス効果
水中ウォーキングは、体だけでなく心にも良い影響を与えてくれます。
水に入る時の感覚や、水に浮かぶときのふわふわとした感覚にリラックス効果があると言われています。
そのため、水に浸かったり浮いたりしているだけでも、自然とリラックスできるでしょう。
メリット5.全身の筋肉を使える
水中ウォーキングでは、全身の筋肉を満遍なく使うことができます。
普通のウォーキングは主に下半身を動かすため、ふくらはぎや太ももには刺激がありますが、上半身は鍛えにくいです。
しかし、水中は全身に抵抗や浮力がかかるため、下半身以外もしっかりと鍛えることができます。
全身を鍛えたいと考えている人や、ウォーキング以外の運動はしたくないと考えている人は水中ウォーキングがおすすめですよ。
水中ウォーキングの頻度は?どこでできる?
水中ウォーキングは、 週に2回〜3回おこなうことを目標としましょう。
継続しておこなうことで筋力アップや基礎代謝アップにつながり、より長い距離を楽にウォーキングできるようになります。
また、水中ウォーキングを含む有酸素運動は、開始20分から脂肪燃焼効果が期待できます。
そのため、ダイエット目的で水中ウォーキングをおこなう人は、最低でも20分続けることを目標としてください。
水中ウォーキングは普通のウォーキングとは異なり、スイミングウェアに着替えたり施設まで行ったりする手間がかかります。
しかし、普通のウォーキングとは異なるメリットも期待できるので、継続できるように心がけましょう。
水中ウォーキングをおこなう際の注意点
最後に、水中ウォーキングをおこなう際の注意点を紹介します。
水中ウォーキングに初めて挑戦する人は、しっかりと確認してください。
<水中ウォーキングの注意点>
- 体調を考慮する
- 水分補給をこまめにおこなう
- 開始前後のストレッチを忘れない
注意点1.体調を考慮する
少しでも体調がおかしいなと感じたら、無理して水中ウォーキングをするのはやめましょう。
水中ウォーキングは、普通のウォーキングとは異なり溺れるリスクがあります。
そのため、水中ウォーキングをおこなう前にしっかりと体調をチェックし、万全の状態でのぞむようにしてください。
注意点2.水分補給をこまめにおこなう
水中ウォーキングは、普通のウォーキングよりも汗をかいていることに気づきにくいです。
しかし、水中ウォーキングでも汗はかいているため、定期的に休憩を取り、しっかりと水分補給をしましょう。
水分不足になると、体調不良になるだけでなく、手足がつりやすくなります。
水中で手足がつってしまうと溺れてしまう可能性が高くなるため、注意が必要です。
注意点3.開始前後のストレッチを忘れない
水中ウォーキングの前後には、しっかりとストレッチをおこないましょう。
先に述べたように、水中ウォーキングは普通のウォーキングよりも普段使わない筋肉を動かします。
そのため、筋を痛めたり、つったりする原因になりやすいです。
怪我や事故なく水中ウォーキングを続けるために、ストレッチは忘れないようにしてくださいね。
まとめ:水中ウォーキングには普通のウォーキングとは違う効果がある!交互にやってみるのもおすすめ
水中ウォーキングは水の抵抗や浮力などが発生し、普通のウォーキングとは異なる効果が期待できます。
また、水中でウォーキングすることで普通のウォーキングよりも関節の負担を軽減できるため、関節への痛みが不安な人にもおすすめです。
水中ウォーキングはリラックス効果もあると言われており、ウォーキングをする日とただ水の中に入ってみる日を分けてみるのもいいかもしれません。
継続することで効果が期待できるため、楽しみながら水中ウォーキングを続けてみましょう。