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反復横跳びの平均は?反復横跳びを攻略する5つのコツを解説!

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反復横跳びの平均回数は?

反復横跳びは、敏捷性が重要になる種目です。

しかし、「持久力はあるのに記録が伸びない」「素早く動いているはずなのに、記録が伸びない」このように悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

実は、反復横跳びは他の種目に比べると、事前練習がポイントになる種目です。

そこでこの記事では、反復横跳びのコツを解説します。

年齢ごとの平均記録も紹介するので、現在の自分の位置を知り、記録を伸ばしていきましょう。

反復横跳びとは?

反復横跳びは、新体力テストの種目の1つです。

どれだけ素早く動くことができるか、すなわち敏捷性を測定する体力テストです。

100センチ間隔で平行の直線を3本引き、「右、中央、左、中央」とステップを踏みます。

右、中央、左の各ラインを通過すると1点加算され、20秒間に何点獲得できるかを計測します。

ラインを踏んでいない場合や、中央ラインをまたがず左右のラインに到達した場合は点数が加算されません。

そのため、中央ラインに必ず戻り、左右のラインは越すか触れることを意識しましょう。

反復横跳びの平均記録

ここでは、反復横跳びの平均記録を紹介します。

平均タイムは、体力・運動能力調査(2022年度)の結果を参考にしたものです。

年齢 男子の平均(点) 女子の平均(点)
6 27.36 26.88
7 31.10 29.88
8 34.64 33.34
9 38.30 36.89
10 42.73 39.93
11 45.51 42.15
12 50.14 45.20
13 52.95 47.86
14 56.01 48.59
15 54.86 47.12
16 56.35 48.05
17 57.50 48.09
18 56.94 47.83
19 56.73 48.27
20-24 55.08 45.97
25-29 54.60 44.97
30-34 52.18 43.16
35-39 50.73 41.89
40-44 48.23 40.97
45-49 47.34 40.68
50-54 45.83 39.66
55-59 43.89 38.02
60-64 41.98 36.77

平均記録を見てみると、9歳〜10歳ごろまでは男女の平均回数に差があまりなく、10歳を超えると男女の敏捷性に差が見え始めます。

男女の平均記録では10回程度の差があり、敏捷性も性別で違いがあると分かるでしょう。

平均記録のピークは男女ともに14歳〜17歳ごろとなっており、成人を迎える前にすでに敏捷性のピークがきています。

その後は、平均記録が伸びることなく、年齢を重ねるにつれて平均記録も下がります。

反復横跳びの5つのコツ

反復横跳びは、どのようにすれば記録が伸びるのでしょうか。

ここでは、反復横跳びのコツを紹介します。

年齢別の平均回数を大きく下回っている人や、これから記録を伸ばしたい人はぜひ参考にしてください。

<反復横跳びのコツ>

  • 重心を低く落とす
  • 上下の動きを少なくする
  • 体全体ではなく、足だけ動かすイメージ
  • 一定のリズムでステップを続ける
  • 頭は中央ラインに残すイメージ

コツ1.重心を低く落とす

反復横跳びをする際は、重心を低く落とす意識をしてください。

「反復横跳び」という名前から、「横にジャンプする種目」と思われがちです。

しかし、記録を伸ばすことに集中するなら、ジャンプせずに重心を低く落としましょう。

上下運動が加わることで、余計な体力を消耗し、記録が落ちてしまいます。

コツ2.上下の動きを少なくする

先に述べたように、上下の動きを少なくしてください。

上半身は動かさず、下半身だけ左右に動いている様子をイメージしてみましょう。

コツ3.体全体ではなく、足だけ動かすイメージ

反復横跳びは、足だけを動かすイメージでおこないましょう。

体を左右に動かしてしまうと、それだけ無駄な体力を使ってしまいます。

足だけを動かせるように、重心を低くして、体がブレないようにしてください。

コツ4.一定のリズムでステップを続ける

反復横跳びでありがちなのが、「右、中央、左、中央」のリズムがだんだん崩れてきてしまうこと。

記録を伸ばすためにはスピードも必要なので、1度混乱してしまうと足が止まってしまい、20秒間を有効に使えません。

そのため、「右、中央、左、中央」といったように、頭の中でリズムを刻みながら一定のスピードでステップを続けることが重要です。

コツ5.頭は中央ラインに残すイメージ

反復横跳びでは、足だけを左右に動かしたほうが記録は伸びやすいです。

この時、体の軸がブレてしまわないように、頭は中央ラインに残すイメージを持ちましょう。

そうすることで、速度が上がりやすく、無駄な体力も消費せずに済みますよ。

反復横跳びで記録を伸ばすためには?

反復横跳びで記録を伸ばすためには、どのようなことをすべきなのでしょうか。

最後に、反復横跳びで記録を伸ばすためにできることを解説します。

<反復横跳びで記録を伸ばすためにすべきこと>

  • リズミカルにステップを続けられるように練習する
  • 20秒間全力で動けるよう持久力をアップさせる
  • 太ももやふくらはぎの筋力をつける

すべきこと1.リズミカルにステップを続けられるように練習する

反復横跳びは、いくら持久力や足の筋力があっても、テンポよくステップを踏めなければ記録は伸びません。

長距離走やシャトルランなどは、特に難しい戦略を考えなくても、自分の持っている持久力を発揮できればそれなりの結果は出るでしょう。

しかし、反復横跳びでは、途中で頭が混乱してリズムが崩れたり、横跳びすることを意識して無駄な動きをしていたりしては、いくら持久力があっても記録は停滞してしまいます。

そのため、反復横跳びでは本番を迎える前にリズミカルに、かつスピードをつけながら20秒間ステップを続けられるような練習をするのがポイントです。

本番と同じように、いきなり100センチ間隔でステップの練習をするのではなく、まずは50センチくらいの感覚で始めてみるのがおすすめです。

そして、最初はスピードを意識せず、まずは一定のリズムでステップを繰り返せるようになることを目標としましょう。

リズム感覚がつかめてきたら、次はスピードを意識し、最後に本番同様100センチ感覚で練習します。

最初からハードルを高くすると挫折の原因になってしまうため、1つずつ目標をクリアするイメージで練習してみてくださいね。

すべきこと2.20秒間全力で動けるよう持久力をアップさせる

リズム感覚が完璧でも、20秒経たないうちにスタミナが切れてしまっては意味がありません。

また、反復横跳びは計2回テストを実施し、回数の多かったほうを記録として残します。

そのため、20秒間のテストを2回全力で挑戦できるくらいの持久力が必要です。

持久力を伸ばすためには、ランニングなどを取り入れてみてください。

すべきこと3.太ももやふくらはぎの筋力をつける

反復横跳びは、下半身を主に使う種目です。

そのため、太ももやふくらはぎの筋力をつけておくことがおすすめできます。

筋力が備わっていることで、素早い動きがとれるようになり、体の軸も安定します。

反復横跳びは一定のリズムを維持するのが難しい!テスト前に練習を重ねるべき!

反復横跳びは、他の種目に比べて練習が大事で、一定のリズムを保つという点においては集中力も必要です。

反復横跳びのコツを知らずにいきなり本番で挑戦してしまうと、「横跳び」をして無駄に体力を使ってしまったり、頭が混乱して一定のリズムを保てなくなったりします。

そのため、持久力や筋力をつけるとともに、一定のリズムでステップを踏めるように練習を重ねましょう。

この記事を書いた人

皇居ランスタイル編集部
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