アシックスのランニングシューズ「ターサージール4」の履き心地レビュー
サイズが合わないという理由でターサージール4をいただきました。
普段、アディダスばかりでアシックスから遠ざかっていたのですが、せっかくなので履いてビルドアップ走をしてみました。
実際の履き心地とレビュー、参考にしてみてください。
筆者がアシックスを履かなくなった理由
“日本人の足にフィットしやすい”と、トップランナーからファンランナーまで大人気のアシックス。
もちろん筆者も、マラソンデビューした数年前は、アシックス。当時は、アシックスのライトレーサーを履いていました。
それからは練習用などにアシックスを使うこともあり、レース用にターサージールを購入したりしたのですが、なぜかしっくりこない。
というのは、アディダスに比べると「ホールド感」が感じられずに、走っていて不安になってしまっていたからなんです。
たとえば、初代からadizero takumi renは前足部と地面に吸い付くような走りが体感できていて、今でもお気に入り。
逆にアシックスは、かかと部分のホールド感が足に合っていないようで、どことなくフワフワ感があるのが不安で、アディダスやナイキに偏ることが多くなったわけです。
ターサージール4を履いてみての感想
サブスリーを達成していない筆者が「サブスリーを目指す領域に」のPOP札に内心えぐられる思いをしながら手にしたターサージール4。
26.5のサイズで、筆者にとっても少し大きいかなと感じたのですが、26を購入したときに足に合わなかったのを思い出しました。
ホールド感に関しては、やや不安はありつつも(サイズのせいでしょうか)、それ以上に感じたのが、前作以前よりも“重さ”を感じました。
特にかかと部分がしっかりできていて、ここに重量感があるよう。
基本的にフォアフットの筆者なのですが、実際に走ってみると「かかと部分」がやはり気になります。(サイズのせいでしょうかw)
ただ、反発力がいい感じです。フォアフット気味でもややミドルフット着地に感じてしまいますが、前傾姿勢でも安定して足がオートマティックに前に出る感じです。
ただ難を言えば、ややソールが硬い。
takumi renと比較すると、“自在性”というよりも“安定感”があるのが「ターサージール4」なのかもしれません。
まだ長距離では試していませんが、ミズノのウエーブスペーサーと比較した際は、足裏にはやや優しいかなといった印象。
まだ履きはじめですが、簡単にまとめてみました。
- かかと部分の重さがやや気がかり
- ホールド感は筆者にはやや甘め
- つま先部分が楽なので、マメができやすい人には長距離向きかも
- 前足部の反発力がかなり自然(無理な反発力ではない印象)
- ソールが硬いので、足裏には注意(履きなれてくると変わるかも
足底筋膜炎などが心配なビギナーランナーには、あまりおすすめしません。
あと、筆者のように体重が重いランナーも注意かもしれませんね。
ターサージール4まとめ
総合的に判断するにはまだ時期尚早かなといった感じですが、ターサージール4の特長は「自然な反発力」です。
やや重厚感があるので駅伝などには不向きですが、ハーフマラソンからフルマラソンに活用されている方も多いでしょう。
一度ショップで試履してから、amazonなどで購入するといいでしょう。