愛媛県のランニング好きには恒例のマツヤマお城下リレーマラソン
愛媛県のランニング好きには恒例となりつつある(?)、毎年10月に開催される『マツヤマお城下リレーマラソン』。
42.195kmの距離を、チーム複数人で対抗で走る競技として「リレーマラソン」は全国的にも“楽しめる大会”として知名度も増してきましたよね。
マツヤマお城下リレーマラソンでもそうですが、大まかには1000m~1500mを一人で走り、タスキリレーをするというのが一般的なんですが、実はこの“1000m~1500mの走り方”で意外とタイムが変わってくるんです。
少しした走り方のコツを考えてみました。
ジャンプできる目次
マツヤマお城下リレーマラソンは1520mの距離でコーナーの捌き方が鍵に
1周が1520mのマツヤマお城下リレーマラソンですが、タータンコースの400m周回の陸上トラックとは違い、コーナーの数は15回ほどあり、しかも大半が砂利道なので“いかにコーナーリングをうまくできるか”も大事なわけです。
マツヤマお城下リレーマラソン2016で3回目の走りとなった筆者ですが、コーナーリングで減速しないような位置取りだけはうまく取るようにしていました。
筆者の周回タイムは5’18ほどでしたが、10kmを34分台で走るような方でも4’50ほどのペースと、1520mのコースでもタータンのように規則正しいペースが刻めるというわけではありません。
おそらく、10kmを32分台で走られるような方でも4’30と、意外とマツヤマお城下リレーマラソンのコースは走りにくいといわれています。
リレーマラソンで好走するための秘訣とは
これまで駅伝も走りつつ、過去には「高知競馬場リレーマラソン」などにも出走しましたが、リレーマラソンで好走するには“いかに集中するか”が大事です。
一言に「スピード持久力が大事」といいますが、それは練習あってのもの。
筆者のように、お腹にうっすら脂肪の乗った“練習より三度のメシが好きなランナー”にとっては、本番でいかにタイムを落とさないかといったテクニックも大事です。
ずばり結論を言ってしまえば、リレーマラソンで少しでもタイムを縮めるには、いかに1000m~1500mを粘って走れるかが大事です。
筆者は絶対スピードがないので、“いかに粘り込みを図るか”を重視して走るようにしています。
ハーフマラソンからフルマラソンのような距離とは違い、5km以下の距離を好走するには、スピードのあるランナーは“スパート箇所”を決めておく必要があります。
ただ、多くのランナーは、二段から三段ギアを持っているほどの余力はないはず。筆者のように、お腹に毎日のカーボローディングの成果が出ているランナーも星の数ほどいるはずです。
ですので、初動でいかに1500mの距離を走るペースを維持できるかを、しっかりと自分で知り尽くしておくことが大事です。
最初の800mを飛ばしすぎて、残り数百メートルのペースがジョギングペースになってしまえば、それまでの貯金は台無しになりますよね。
また、「チームのために走り抜く」という強い気持ちは、レース前からしっかり持っておくことも好走の秘訣です。
筆者は入れ込むあまり、当日はだいたい便秘になりますが、ほどほどの緊張感が大事でしょう。
マツヤマお城下リレーマラソンのコースではいかに終盤に余力を残せるかが大事
前述の通り、マツヤマお城下リレーマラソンはコーナーリングがいかにこなせるかも大事。
また、いかに後半に余力を残せるかも大事なコースです。
最初は砂利道で、ようやく走りやすくなる向こう正面でも、まだ600m程度で、アスファルトの路面に差し掛かっても700m~800m地点。
向こう正面でスパートしてしまえば、残り500mはおそらく地獄になります。
愛媛県美術館前でおおよそ1000mですので、ロングスパートするなら美術館前からが理想です。
ただ、その後は緩やかな上りを感じつつスパートになるので、いかに気持ちを切らさずにスパートをかけ、終盤の砂利道でもペースを落とさないかが大事です。
もし2017年にマツヤマお城下リレーマラソンに出られる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1500mの走り方とマツヤマお城下リレーマラソンの走り方は似ている?
中学生の陸上部が中距離選手として出場することの多い1500m走ですが、いかに粘るためのスタミナをつけておくかも大事でしょう。
中学生はスピードトレーニングをすることが多く、まだまだ長距離を走る距離に慣れていないという方も多いのですが、10kmのジョギングを日課にするなど、スタミナをいかにつけていくかも大事。
筆者のことです。
スピード持久力ばかりが試されそうな1500mですが、スタミナさえつければノビシロもさらにつくはずです。
また、ジョギングは故障予防のための「フォームづくり」にもなるので、まだまだこれから陸上人生を歩まれる方は、フォームを意識したジョギングを習慣にしてみてください。
マツヤマお城下リレーマラソンまとめ
2016年のマツヤマお城下リレーマラソンでもチームに迷惑をかけっぱなしだった筆者ですが、やはりチームで走るのは、一人で走るマラソンにはない醍醐味があります。
走られたことがない方は、ぜひチームを募ってリレーマラソンにトライしてみてくださいね。
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