ウォーキングはどの時間におこなうべき?朝がウォーキングにおすすめな5つの理由を解説
「簡単に取り入れやすい運動はないかな?」と考えた時に、ウォーキングを頭に浮かべる人は多いでしょう。
ウォーキングは必要な道具もなく、今日からでもすぐに始められる運動の1つです。
ウォーキングを生活の中に取り入れようと思ったら、「どれくらいの時間すればいいの?」「どの時間帯にウォーキングすべき?」とわからないことが出てくるでしょう。
そこでこの記事では、ウォーキングにおすすめな時間や、ウォーキングを取り入れる際の注意点を解説します。
ジャンプできる目次
ウォーキングにおすすめな時間は?
ウォーキングにおすすめな時間帯は「朝」です。
朝にウォーキングすることで、ダイエット面だけでなく精神面にも良い影響があります。
朝ウォーキングがおすすめな理由
先に述べたように、ウォーキングにおすすめな時間帯は朝です。
ここでは、朝ウォーキングがおすすめな理由を解説します。
<朝ウォーキングがおすすめな理由>
- 脂肪燃焼しやすいから
- 1日の代謝がアップするから
- 前向きな気分になれるから
- 規則正しい生活になるから
- ルーティン化しやすいから
理由1.脂肪燃焼しやすいから
朝ウォーキングは、他の時間帯よりも脂肪燃焼しやすいです。
ウォーキングを含む有酸素運動において、エネルギー源となるのは糖質と体脂肪です。
その際、体脂肪ではなく糖質からエネルギー源として消費されていきます。
そのため、ウォーキングの時間が短い場合には、体脂肪の消費が始まる前にウォーキングが終わってしまう場合もあるのです。
しかしながら、朝の場合は寝ている間にもエネルギーが消費される分、体内に残っている糖質が少ない状態です。
そのため、朝にウォーキングすることで、体脂肪がエネルギーとして消費されやすくなり、ダイエット目的でウォーキングしたい人にはピッタリだと言えます。
理由2.1日の代謝がアップするから
朝にウォーキングを取り入れることで、1日の代謝がアップする点がメリットです。
代謝がアップすると、運動していない瞬間でも脂肪燃焼をしてくれる特徴があります。
夜にウォーキングをして代謝をアップさせても寝ているだけなので、朝に代謝をあげておき、活動的な時間帯に代謝を有効活用させておいたほうが効率的に脂肪燃焼できると言えるでしょう。
理由3.前向きな気分になれるから
朝にウォーキングをすると、ダイエット面だけでなく精神面でも良い影響があります。
朝日を浴びながらウォーキングすることで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが多く分泌されます。
セロトニンには、ポジティブな気持ちにさせてくれたり、脳の働きを活発にさせたりする特徴があるのです。
そのため、朝にウォーキングを取り入れることで、朝の憂鬱な気分、だるい気持ちが改善される効果が期待できます。
「たくさん寝ているのに朝の気分が良くない」と感じる人は、朝にウォーキングを取り入れるのもおすすめですよ。
理由4.規則正しい生活になるから
朝にウォーキングを取り入れることで、自然と規則正しい生活になります。
朝ウォーキングの過程で朝日をしっかり浴びると、体内時計がリセットされます。
体内時計がリセットされることで1日のリズムが整い、夜に自然と眠くなってくるのです。
また、朝に運動すると体力を使うため、ほど良く疲れて夜もぐっすり眠れるでしょう。
「朝にウォーキングするから早寝しよう!」という気持ちになり、規則正しい生活が実現できますよ。
理由5.ルーティン化しやすいから
朝ウォーキングは、他の時間帯にウォーキングするよりもルーティン化しやすい特徴があります。
昼のウォーキングだと家事や仕事に追われてできないことが多くなり、夜のウォーキングだと1日の疲労でウォーキングする気にならないことも増えます。
しかし、1日のはじめにウォーキングを取り入れることで、「起きて水分補給をして、ウォーキングする」といったルーティンが作りやすいです。
朝一なので体力もあるため、早起きさえできれば継続しやすいのではないでしょうか。
挫折経験がある人や、しっかりと継続させたいと考えている人は、朝にウォーキングを取り入れるのがおすすめですよ。
ウォーキングはどれくらいの時間おこなうべき?
ウォーキングは、どれくらいの時間おこなうのがいいのでしょうか。
ダイエット目的でウォーキングするなら、1回あたり20分以上続けることを目指しましょう。
その理由は、ウォーキングを含む有酸素運動は開始20分をすぎると脂肪燃焼を始めるからです。
ストレス発散目的やリフレッシュ目的でウォーキングをするなら、特に目指す時間はありません。
まずは1回10分程度を目標にし、徐々に時間を伸ばしていくのがおすすめです。
ウォーキングだけのために時間が取れない人は、普段は自転車で行っているような場所を歩いて行ってみたり、1駅手前で降りて家まで歩いたりすることで、生活の中に自然とウォーキングを取り入れることができますよ。
朝の時間にウォーキングする際の注意点
ここからは、朝の時間にウォーキングする際の注意点を紹介します。
注意点をしっかりと頭に入れておくことで、安全にそして長期間継続できる可能性が高まります。
<朝ウォーキングの注意点>
- 睡眠時間をしっかり確保する
- ウォーキング開始前に水分補給をおこなう
- 準備運動を念入りにおこなう
- 長距離、長時間歩きすぎない
- ウォーキング後は朝食をとる
注意点1.睡眠時間をしっかり確保する
ウォーキングを優先するあまり、睡眠時間が短くなっては意味がありません。
睡眠時間が足りていないと、頭がぼーっとして生産性が落ち、体調も悪くなってしまいます。
健康やダイエットのためにウォーキングを取り入れているのに、逆に体調を崩してしまうでしょう。
ウォーキングを取り入れるために、他に削れる時間があるはずです。
睡眠時間は削らずに、「スマホを見る時間を減らして早く寝て早く起きる」など生活の中でうまく調節してみてくださいね。
注意点2.ウォーキング開始前に水分補給をおこなう
起床後すぐにウォーキングするのは良くありません。
気づかない人も多いかもしれませんが、寝ている間も人は汗をかきます。
そのため、水分補給をせずにさらに運動をしてしまうと、脱水症状を起こす原因に。
起床後はコップ1杯の水を飲み、ウォーキングする時間に合わせて水筒を持参すると良いでしょう。
注意点3.準備運動を念入りにおこなう
すぐに体を動かすのではなく、ストレッチを念入りにおこないましょう。
起床後は体が凝り固まっている状態なので、急に体を動かしてしまうと怪我をしたり筋を痛めたりする原因になります。
ウォーキングでは主に下半身を動かすので、時間がない人はふくらはぎや足首のストレッチだけでもおこなうようにしてください。
注意点4.長距離、長時間歩きすぎない
これまで運動習慣のなかった人が、いきなり長距離のウォーキングに挑戦すると挫折の原因となってしまいます。
そのため、まずはウォーキングの時間を無理に伸ばそうとせず、心地の良いと感じる距離でやめるようにしましょう。
徐々に距離を伸ばしていき、最終的に目標とする距離、時間ウォーキングできるようにしていくのがおすすめです。
注意点5.ウォーキング後は朝食をとる
普段朝食を食べる習慣がない人も、ウォーキングを始めたら朝食を取るように心がけてください。
運動後はエネルギーが不足している状態なので、しっかりとエネルギーになるものを食べて1日をスタートさせましょう。
朝食を取ることで、脳がしっかり動き集中力もアップし、有意義な1日を過ごせるようになりますよ。
まとめ:ウォーキングは朝が特におすすめ!ライフスタイルに合わせて継続しやすい時間を見つけてみよう!
ウォーキングする時間を自由に選べるなら、朝の時間帯に取り入れるのがおすすめです。
朝のウォーキングは、ダイエット面だけでなく精神面にも良い影響を与えてくれます。
また、1日のはじめにウォーキングをすることで、起床してからのルーティンとして取り入れやすくなり、継続しやすいのも魅力の1つです。
朝に心地の良い運動を取り入れると、頭もスッキリして朝の憂鬱な気分を切り替えてくれることでしょう。
無理して長時間、長距離ウォーキングする必要はないため、まずは心地良いペース、時間でウォーキングを始めてみてください。