ランニングの日焼け対策まとめ!紫外線に負けない方法や効果的なアフターケアも解説
屋外でランニングをする場合、日焼けが気になるという人も多いのではないでしょうか。
日焼け対策というと、日焼け止めクリームを塗るイメージがありますが、他にもさまざまな対策があります。
そこでこの記事では、ランニングでおすすめな日焼け対策、日焼け後のアフターケアを紹介します。
ランニングの日焼け対策が気になる人は、ぜひ参考にしてください。
ランニング時におすすめな日焼け対策
まずは、ランニング時におすすめな日焼け対策を5つ紹介します。
<ランニング時におすすめな日焼け対策5選>
- 日焼け止めクリームを塗る
- ランニングする時間帯を工夫する
- ランニングコースを工夫する
- 肌の露出を控える
- 室内ランニングをする
対策1.日焼け止めクリームを塗る
ランニングの日焼け対策1つ目は、日焼け止めクリームを塗ることです。
日焼け止めクリームを選ぶ際は、記載されている「SPF」「PA」の数値に注目してみてください。
紫外線は大きく分けて3種類に分けられると言われており、日焼け止めで遮断できるのはUVAとUVBです。
UVCは、オゾン層によりカットされているため、地表には届きません。
「SPF」はUVBを防ぐ効果を指し、数字が大きくなればなるほど効果が高まります。
UVBは肌が赤くなり、シミの原因となる紫外線です。
「PA」はUVAを防ぐ効果を指し、+の数が多くなればなるほど効果が高まります。
UVAは肌が黒くなり、照射量はUVBの20倍あると言われている点が特徴です。
ランニング中は汗で日焼け止めが落ちやすいため、こまめに塗り直したり、別の方法も組み合わせて日焼け対策するのがおすすめです。
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対策2.ランニングする時間帯を工夫する
日差しの強い日中を避けてランニングするのも1つの手です。
日中を避けてランニングすることで、日焼け対策だけでなく暑さ対策にもなります。
ただし、暗い時間にランニングする際には、怪我や事故などには気をつけましょう。
対策3.ランニングコースを工夫する
日焼け対策を重視するなら、日陰が多いランニングコースを選びましょう。
日陰が多いランニングコースを選ぶことで、熱中症などの事故も避けられます。
また、地面がアスファルトではなく土や草になっているコースを選ぶと、照り返しが少なくより快適にランニングできるはずです。
周りが自然に囲まれているランニングコースを選ぶと、涼しげな気持ちでランニングを楽しめるでしょう。
対策4.肌の露出を控える
日焼け止めで紫外線を遮断するだけでなく、物理的に肌の露出を控えて日焼け対策するのもおすすめです。
とはいえ、汗を多くかくランニング時に厚着をするのは熱中症の原因になります。
そのため、通気性が良く、汗をよく吸う素材のものを選ぶことがポイントです。
また、ランニングウェア自体にUVカット機能が搭載されているものも多いため、そのようなものを選ぶことで効率的に日焼け対策ができるでしょう。
対策5.室内ランニングをする
ランニングする場所を屋外ではなく、室内に変えるのも1つの手です。
日焼け止めを使ったり物理的に紫外線を遮断したりしなくても、室内であれば紫外線を浴びずにランニングできます。
自宅にランニングマシンを導入するのはスペースがないと感じる人も多いはずです。
そのため、通いやすい場所にジムがある人は、ジムでランニングするのもおすすめです。
ジムであれば特別な準備なくすぐにランニングでき、何より紫外線を気にせずに快適にランニングできますよ。
肌の露出を控える必要もないため、薄着で涼しげにランニングできるのも嬉しいポイントです。
日焼け対策グッズをうまく利用しよう
ランニング中の日焼け対策というと、日焼け止めを塗ると考える人が多いはず。
しかし、日焼け止めクリーム以外にも、物理的に紫外線を遮断する方法は多くあります。
日焼け対策グッズをうまく活用し、日焼け止めクリームと合わせて日焼け対策するのがおすすめです。
代表的な日焼け対策グッズには、以下のものが挙げられます。
<おすすめの日焼け対策グッズ>
- 長袖のランニングウェア
- ランニング用の長ズボン
- アームカバー
- キャップ
- サングラス
- レギンス
- ネックカバー
- フェイスカバー
- 日焼け止めサプリ
ランニング中の日焼け対策グッズは多くあります。
全て身につける必要はありませんが、この中から使いやすいものを選んでみるのがおすすめです。
例えば、腕の日焼けよりも首やフェイスラインの日焼けが気になる人は、アームカバーではなくフェイスカバーを優先するといいでしょう。
当然ながら、身につけるものが多くなればなるほど露出する部分が少なくなるため、それだけ暑さを感じやすくなってしまいます。
特に日焼けを避けたい部分はどこなのか考えてから、日焼け対策グッズを購入するのがおすすめです。
ランニング後のアフターケアも大切
日焼け止めクリームや日焼け対策グッズを使っても、「少しも日焼けしない」のは難しいと言えます。
そのため、日焼け対策だけでなく、ランニング後のアフターケアもしっかりすることで、日焼けによるダメージを最小限に抑えることができるでしょう。
ここでは、ランニング後におすすめな日焼けアフターケアの方法を解説します。
日焼けは肌が「軽いやけど」の状態になっている
日焼けとは、紫外線を浴びた肌が「軽いやけど」になっている状態を指します。
そのため、日焼けの程度がひどければ、赤みが出たりヒリヒリ感を得たりすることもあるでしょう。
「今日は紫外線によく当たったな」と思ったら、放置せず、やけどのアフターケアをしてあげることが大切です。
しっかりとアフターケアすることで、将来的な肌トラブルを最小限にとどめることができ、肌の老化を遅らせる効果も期待できますよ。
日焼け後のアフターケア方法とは?
ここからは、日焼け後のアフターケア方法を解説します。
<日焼け後のアフターケア方法>
– 日焼けした箇所を冷やす
– 日焼けした箇所を保湿する
– 体の内側からも水分補給を忘れずに
方法1.日焼けした箇所を冷やす
まずは、日焼けした箇所をできるだけ早く冷やしましょう。
先に述べたように、日焼けは肌が軽いやけどになっている状態です。
そのため、肌にたまっている熱を抑えてあげることが大切です。
濡らしたタオルに氷や保冷剤などをくるみ、日焼け部分に優しく当てましょう。
冷えピタなどジェルのついているシートは、肌に刺激を与える原因となるため、できるだけ避けてくださいね。
方法2.日焼けした箇所を保湿する
日焼けによって肌に溜まった熱が引いてきたら、皮膚を保護するために保湿してあげましょう。
日焼けした肌は、水分量が極端に少なくなっている状態だと言われています。
バリア機能が衰えているため、保湿クリームで水分を補ってあげることが大切です。
水分を補ってあげるとバリア機能が元通りになっていき、外部の刺激に対応できるようになりますよ。
また、保湿する際にも注意が必要です。
ゴシゴシと肌に摩擦を与えすぎると、日焼け肌に刺激を与えすぎてしまいます。
パチパチと軽くプレスするように優しく保湿してあげることが大切です。
肌の炎症があまりにも強い場合は、低刺激性の保湿剤を使うのがおすすめです。
方法3.体の内側からも水分補給を忘れずに
日焼け後の肌は、水分が失われた状態です。
体の外側だけでなく、内側からもしっかりと水分補給してあげましょう。
日焼けした肌を正常にするために、ビタミンが多く使われます。
ビタミンCやビタミンEなどのビタミン類を積極的に摂ることで、肌の修復が早まるかもしれません。
ランニング中にできる日焼け対策は多い!アフターケアも忘れずに行おう!
ランニング中にできる日焼け対策は、日焼け止めクリーム以外にもさまざまな対策があります。
「日焼け対策が面倒臭い」「少しも日焼けしたくない」という人は、室内でランニングするのもおすすめです。
また、いくら日焼け対策をしていても、多少の日焼けは避けられません。
日焼け対策だけでなく、日焼け後のアフターケアも忘れずに行いましょう。