ファスティングの正しいやり方とは？効果やメリット、デメリットも解説！

最近はもう自粛している人は少なく、多くの人が会社に出向いたり、お店に行ったりしているかと思います。コロナによる自粛期間は長いため、「コロナ太り」による体脂肪、体重の増加が気になる人もいるのではないでしょうか。

断食とも呼ばれるファスティングは、正しい方法で行うと短期間で絶大な体の変化を感じることができる、短期集中型の人にはお勧めの方法です。今回は、ファスティングの正しいやり方とその効果や特徴を皆さんにご紹介します。

ファスティングのやり方は？

ファスティングは、断食とも呼ばれますが、ただ自分の知識だけでファスティングをやろうとすると全く効果のないものとなってしまいます。ただ食事を抜いて、一定期間たったらまた食べ始めるくらいの感覚ではだめなので、必ずやり方は押さえておきましょう。

準備期間というものがファスティングには存在し、この準備期間が無いと体は飢餓状態となり、脂肪をため込むという習性があるため効果が薄くなります。準備期間は何も食べなくなる日から３日前ほどに設定しておきましょう。その期間、徐々に食べる量を減らしていきますが、この時アルコールも取らないようにしておきましょう。

そして準備期間の食事の内容ですが、脂っこいものなどはもちろん控え、体にやさしい野菜中心のものをとるようにしましょう。

そして本番であるファスティング期間ですが、何も食べないのはそうですが、飲み物はお茶や水などにしておきましょう。断食を推める人によっては甘いものが欲しければリンゴやミカンなどをジュースにして飲むのが良いという人もいますが、失敗したくないという人は極力水だけで生活するようにしましょう。

ファスティング期間、つまり何も食べない期間は１週間を目安にしておきましょう。最初の方は何も食べないので異常なまでに体がだるかったり、やる気が起きなかったりしますが正常な反応で、数日たつと力がみなぎって筋トレをし始める人もいたりします。

そして、ファスティング期間が終わったら、次は回復食期間に入ります。この回復食期間なしに、ファスティングは成功しないといっても過言ではありません。ファスティングの間、人間の体は何も食べてないので急に暴飲暴食をしてしまうと胃への負担が尋常じゃなくなり、リバウドの可能性が高まってしまいます。

そのため、回復食期間はおかゆやみそ汁などの柔らかい物や汁物などの消化の良い食べ物を心がけましょう。お腹いっぱい食べずに、半分くらいに抑えておく方が良いです。回復食期間も、ファスティング期間と同様の期間実行することをおすすめします。つまり、２週間断食したら２週間回復食期間といった具合です。

ファスティングのメリットとデメリットは？

ファスティングは短期的にダイエット効果が見込めるというのがメリットだけではなく、そのほかにも多くのメリット、そしていくつかのデメリットも存在します。

まずメリットについてですが、胃腸の働きを整える、体内環境を整えるなどの効果あります。

いつもの食生活は、朝昼晩の食事などにより胃腸は休み時間が少なく、１日のほとんどの時間活動しています。ファスティングをすることで胃腸を休めることができ、整えることができるため、便秘などの症状も改善できます。

もう一つ、ファスティング中は外から水以外何も入ってこなくなり、体から出るだけになるため体の中の毒素が排出され、体内環境を整えることもできます。デトックス効果とも呼ばれ、肌がきれいになったりする効果もあります。

デメリットとしては、やはり何も食べないという性質上、ストレスが溜まってしまうという事です。食事をしないという事自体人間には誰もがストレスに感じてしまうので、ファスティングが終わったら回復食期間なしにいつもの食事に戻してしまう人もいます。

特に、最初の数日は、何も食べずに過ごすので、かなり心への負担が大きく、すぐに挫折してしまうという人もいるようです。絶対痩せる、という気持ちで取り組まなければ持続は難しいでしょう。

ファスティングは短期集中におすすめ！

基本的に、ダイエットをして体重を落とそうとすると筋トレやランニングなどで痩せようとしますが、それだと３か月以上はかかってしまうため、すぐに痩せたいという人には不向きです。どうしても短期で痩せたい、という人にファスティングはお勧めできます。

ファスティングは痩せる以外にもメリットは多いため、体重に困ってない人が取り組んでも損はないでしょう。