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丹田とは?

丹田とは?

突然ですが、丹田と聞いてあなたはどんなイメージがありますか?

「丹田・・。お腹・・の辺り?」

「丹田・・。武術とかで大切って言われている場所のこと?」

「丹田・・。あやしそうなもの(笑)」

いかがでしょうか?まぁ、確かにそんなイメージはありますよね(笑)

先日、丹田呼吸を通じて、メンタルを改善する情報を求めている方からのお問合わせがありました。

今までいくつかの記事で丹田とメンタルの関係性について触れてはいましたが、私は自分の経験から、基本はシンプルなものだと私は捉えています。

「丹田とは?そもそも、何で丹田って大切なんですか?」

そういった素朴な疑問に、私なりにまとめてみようと思い、今回の記事を作ろうと思い至りました。

久々の記事更新です。どうぞご覧下さい。

丹田とは?各辞典の意味を整理

丹田とは?ネット上で公開されている各辞典ではこの様に説明しています。

デジタル大辞泉の解説

たん‐でん【丹田】
へその少し下のところで、下腹の内部にあり、気力が集まるとされる所。「臍下(せいか)丹田」
出典: 小学館

百科事典マイペディアの解説

丹田【たんでん】
臍(へそ)下の下腹部。臍下(せいか)丹田とも。古代中国の医学で,丹は不老不死の薬,田はこれを産する土地を意味し,ここに力を入れれば,健康と勇気を得るとされる。
出典: 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト 『百科事典マイペディア』

世界大百科事典 第2版の解説

たんでん【丹田 dān tián】
中国,道教に説く身体の部位の名。晋の葛洪の《抱朴子》では,両眉の間の3寸入った所を上丹田,心臓の下にあるのを中丹田,臍下(せいか)2寸4分にあるのを下丹田と呼び,この三丹田には,衣服を着,名前を持つ具象的な神である〈一〉が居り,この神を守ること,すなわち守一の道術が説かれる。北宋の中期ごろに起こった紫陽真人張伯端(987‐1082)の金丹道では,とくに臍下丹田が注目され,体内における不死の金丹の結実するところとされた。
出典: 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト

大辞林 第三版の解説

たんでん【丹田】
東洋医学で,臍へその下のあたりをいう。全身の精気の集まる所とされる。 「臍下せいか-」
出典: 三省堂

ウィキペディア-フリー百科事典の解説

丹田(たんでん)は、内丹術で気を集めて煉ることにより霊薬の内丹を作り出すための体内の部位。下丹田は東洋医学における関元穴に相当し、へその下3寸(へそと恥骨稜の間を5寸とする骨度法による)に位置する。英語圏では、日本の禅僧によって坐禅瞑想が紹介された経緯から、下丹田を hara と呼ぶこともある

いかがでしょうか?

要するに、丹田は正確には3つあると言われていて、その中でも下丹田にあたるお腹の部分を一般的に「丹田」と呼ばれているみたいですね。

そしてその下丹田の別名が「臍下(せいか)丹田」と呼ばれています。

臍下(せいか)とは、おへその下を意味する言葉。

この下丹田、または臍下丹田が3つの丹田の中でも特に重要とされていて、

古代中国の医学で,丹は不老不死の薬,田はこれを産する土地を意味し,

ここに力を入れれば,健康と勇気を得るとされる、と言われています。

これは以前私が書いた記事で、幸せホルモン「セロトニン」の内95%が腸で作られるという医学的なお話について触れていますが、下丹田が重要視されている話と本質的には同じ道理ではないかと思われます。

東邦大学医学部統合生理学の名誉教授、セロトニン研究の第一人者の有田秀穂先生のお話もご紹介してありますので、

それだけでも一見の価値がある記事だと思います。気になる方はどうぞご覧下さい。

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◎丹田を鍛えると幸せになる理由。

丹田を鍛えると、体も心も元気になれる

丹田とは?古くから、おへその下、臍下(せいか)にあるお腹の部分を意味し、

そしてここを活性化させるとエネルギーが高まると言われています。

私は以前、自分のメンタルの改善をしたい!という悩みがあり、

さんざん周りからも

「丹田を鍛えた方が良い。意志を持て。」と言われ続けて来ました。

「丹田って、そもそも何?」という疑問からスタートし、

自分のメンタルを改善するためにまず始めたのが太極拳でした。

太極拳の経験、そして施術者として1万人以上のお客様のお体と向き合ってきた施術経験から、

たくさんの仮説と検証を繰り返しながら研究していき、

少しずつ自分のメンタルの向上に伴い、一つ一つ悩みを克服できる様になっていきました。

こちらの記事にまとめた様に、

丹田を鍛えたことによって主に5つの改善を体感出来ました。

この記事には丹田に関する大まかな話について、

なるべくシンプルにわかりやすく説明してあります。

「あ、そういうことか!」と、大まかな全体像を先に知りたい方におススメの内容です。

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◎丹田を誰でも簡単に鍛えられる方法!

丹田を鍛えている人とそうでない人の明確な違い

丹田とは?百聞は一見にしかずという言葉がある様に、

やはり理屈以上に自分で実際に行動して経験したことほど説得力のあるものはないと思っています。

とあるお客様との施術の際、元々空手など武術を学生時代からされてきたその方との会話が、今でも印象的で記憶に残っているお話があります。

まずはどうぞご覧下さい。


<施術中のシーン>

管理人「やっぱり学生時代にスポーツとか武術やってた人って、やってなかった人と全然肉体の状態が違いますよね~。」

お客様A「ありがとうございます(笑)やっぱり、そういうもんなんですかね~・・?」

管理人「いやいや、本当にそうなんですよ!ぼくはどちらかというと、学生時代、そんなに体鍛えなかった方なんで、後でそのツケが回って来て壁にぶつかった時期があったんですよ~(苦笑)。その時は体力不足、メンタル不足を痛感しましたね、本当に。やっぱりちゃんと学生時代に鍛えておいた方が良かったと、今は心からそう思いますね。」

お客様A「へぇ~、そうなんだ~・・。」

管理人「特に、お腹を引込め続ける『腹圧』ってあるじゃないですか?

いわゆる丹田を使う時の筋肉の動きなんですけど、

学生時代にしっかり体鍛えていた人って、そうでない人と比べて、

無意識にお腹に一定以上力入ってたりするんですよね。

管理人「そうでない人って、そういった習慣がそもそもないから、そんなにお腹の筋肉使ってないんですよ。

お客様A「あ!確かに、そう言われてみれば、お腹に自然と力入ってるかも!!」

管理人「そうそう、これが明確な違いなんですよね。

すごいメンタル的に落ちている時とか、すごく疲れている時って、お腹に力入れにくくないですか?

このお腹を引込め続ける、腹圧をしっかり掛けることによって、

弱っているメンタルを持ち直すことが出来るんですよね。

だから、この力が強い人とそうでない人のメンタリティの違いって、こ

このポイントが特に大きいんですよね!」

管理人「あ・・、すいません、ちょっとウンチクが長くなり過ぎましたね(笑)」

お客様A「いやいや、このウンチクは30分の施術以上の価値がありましたよ!

すごく参考になりました!ありがとうございました!」


いかがでしょうか?

この会話は印象的で、20代でバリバリ仕事をしている、

やり手ビジネスマン、という雰囲気が漂う方との施術のお話で、

その方が当たり前に自然にやっていることの大切さを自覚され、

目から鱗が落ちた瞬間で、とても印象的でした。

この様に、バリバリ仕事をされている方、

それなりの結果を出し続けている方の特徴において、

元々の背景として何らかのスポーツ経験、

武術経験などを通じて肉体を鍛え上げた経緯がある印象があります。

一定以上のエネルギーを自力で活性化し続けることが、

仕事のトラブルなどを乗り越え、常に結果を出し続けている一つの大きな要因ではないかと、

1万人以上の施術体験からそう感じています。

その方たちにとっては当たり前のことでも、

そういった前提経験がない方にとってはけっこう大変なことだったりします。

つまり、同じ仕事でも前提とする経験、エネルギーの大小によって、

負荷を感じるエネルギーの量と質が全然違うということです。

こうしたストレスの免疫力、底力、器を高める具体的な行動、筋肉の使い方が、

丹田を鍛える、腹圧を鍛えることだと私は捉えています。

丹田を鍛えるコツに関して、

こちらの記事に詳しく書いてありますのでこちらもどうぞご覧下さい。

私自身が一つの試練を乗り越えたお話も少しだけ例としてご紹介させて頂いています。

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◎丹田呼吸のコツ

恐れを克服し、試練を克服する勇気の源

丹田とは?それは、何らかの問題に対処するために必要な、勇気の源だと私は捉えています。

丹田を鍛えることで、ビックリするくらいにストレスなく対処でき、

何らかの試練を乗り越えやすくなれる可能性がグッ!と高くなります。

少なくとも、私は丹田を鍛え始めたことによって、過去に乗り越えられなかったケース、

試練と感じた問題を乗り越えられた経験が少なからずあります。

目の前の試練を乗り越えるためにも、

まずは丹田を鍛えてエネルギーを高める、という底力を鍛える習慣がないと、

そもそも人生の壁を乗り越える具体的な努力が出来ないと言っても過言ではないでしょう。

たいていの試練と言われる現実は、

自分の内側に存在する恐れが映し出された鏡そのものであり、

その恐れのパターンに反応してストレスが強くなると自律神経のバランスが乱れ、

過剰に筋肉が緊張したり、集中力が途切れ、注意散漫になったり、

挙動不審になったりしてしまいがちです。

そうなってしまうと、なかなか自分の実力を大切な場面で発揮できず、

思う様な結果を得ることが出来ないものです。

そういった悩みを持っている方、とても多いのではないかと思います。

こうした過去のトラウマなどの医学的、脳科学的、解剖学的な視点から

わかりやすくシンプルにまとめた記事がこちらにあります。

こちらも一つの参考として、どうぞご覧下さい。

↓ ↓ ↓
◎丹田呼吸法でトラウマを改善する方法。その全体像。

平和を生み出す力の源

丹田とは?それは安心感、穏やかさを感じやすくなり、

ストレスが減り、平和を感じやすくなる力の源だと私は解釈しています。

なぜなら、一定以上丹田を鍛え、恐れを一定以上克服していった結果、

以下の様なことを体験したからです。


・お客様からのクレームに対して、真摯に対応でき、
むしろお客様から「さきほどは言い過ぎて失礼しました・・。」

と後で逆に謝って頂ける様になった。

・上司の理不尽な対応に、過度にイライラしにくくなり、

そのやりにくい環境下の中で最善を尽くすことで、

逆に上司から「おかげさまでとても助かったよ。ありがとう。」

と感謝される様になり、関係性が以前よりもかなり改善できた。

・家族、パートナシープにおいて相手に腹が立ちにくくなり、

同時に自分の過ちにも気付きやすくなり、冷静なコミュニケーションが取りやすくなった。

そのことで、ケンカや揉めごとの回数がグッと減り、心穏やかな時間が増えた。

etc..


これは私の経験に基づく見解ですが、

一定以上恐れを克服してストレスに左右されなくなってくると、

自律神経のバランスが整いやすくなるのか、呼吸が安定しやすくなり、

まるで自然の中の一部として生きている様な感覚を得ることもあります。

どんどん恐れを克服するごとに安心感とリラックスに伴う体験が増えていき、

それに伴う新しい経験が過去の苦々しい記憶を、確実に少しずつ一新させていきます。

そういった地道な経験の積み重ねによって、

無意識レベルの領域を一定以上浄化していった結果、

安心感に伴う穏やかさ、平和を感じやすくなったのかもしれません。

こればかりは、理屈抜きに実際に地道に恐れを克服していき、

そういった状態まで浄化していかないと理解不能だとは思います。

あくまで私個人の経験に伴う見解ですので、普遍的な真実というよりかは、

一つの可能性、ストーリーとしてと捉えて頂ければ幸いです。

このことについて、こちらの記事でも私の持論を述べています。

ご興味ある方はこちらも一つの可能性として、

よろしければどうぞご参考になさって下さい。

↓ ↓ ↓
◎丹田を鍛えて運気を上げる方法。

丹田もまた可能性の一つ

丹田とは?これまで丹田についていくつかの大切なポイントについてシェアしました。

ただ、私はだからといって丹田を鍛えれば

「オールOK!」「ノープロブレム!」という訳ではないと考えています。

なぜなら、丹田は大切ですが、

あくまであなたの人生をプラス化するための一つの要素であり、

それが全てではないからです。

先日読者様からこの様なご質問を頂きました。


<質問>

「丹田呼吸の中で腹式呼吸より 逆腹式呼吸がずっと効果的だと考えられます。

これと関して体験した人々の意見をききたいです。」

これに関して、私はこの様に回答させて頂きました。

<回答>

管理人「腹式呼吸と逆腹式呼吸の違いですが、

私はそこまで呼吸法が詳しい訳ではないので、
残念ながらきちんとお答えすることが出来ません。申し訳ありません・・。

ただ、呼吸法を「~のために」使うのか?という位置づけ、

方向性、考え方については明確な理念があります。

そうした明確な考え方によって、思考の適正化、そしてエネルギーの適正化によって、

リラックスしやすい精神状態を作り、

結果的に深い呼吸がしやすい状態を意図的に作ることが出来ます。

どちらかというと、呼吸法はそうした考え方を支える補助輪の様なもので、

その考え方を支えられるものであれば、腹式呼吸でも逆腹式呼吸でも、

どっちが優れているか?というよりも、臨機応変に使い分けられた方が、

よりリラックスしやすい状態を作りやすいのではないか?

とは個人的には考えております。


いかがでしょうか?

ご質問された方には申し訳ないのですが、私は呼吸法のプロではなく、

あくまで丹田とメンタルの関係性について、

実生活に応用出来る様に地道に研究し続けている一人の人間です。

ですので、呼吸法の具体的な違いについてご質問されても、

何分そのご質問にお答えできるだけの実体験が不足しているので、お

答えできないのが正直なところです。

もしも私が呼吸法についてある程度熟練された先生から教わり、

その指導を一定以上実践して何かしらの効果を体感し、

そしてそれを人様にシェアしてその方達の中で何人か効果の違いを体感出来た。

そういった実体験があれば、経験に基づいて正直にお伝えすることが出来るのですが、

経験不足のためきちんとお答えすることがやはり出来ません。

本当に大切な情報とは何かと言うと、

やはり実際に試してみた結果、役に立ったことだと考えています。

インプットによる知識のままでとどめず、

実際に行動、アウトプットしてみて体験してみること。

これ、本当に大切なことだと思います。

そして丹田を鍛えることはあくまで手段の一つであり、

全てではないということです。

これは私自身の価値観に伴う見解ですが、

あくまであなたの感覚・感性が一番ピン!と来るものを

優先的に取り入れて頂ければいいと考えています。

ピンと来るものがない場合は、もしかしたらあまり丹田に固執し過ぎず、

その他の可能性を探された方が、あなたに合った心から納得のいくヒント、

キッカケと巡り合える可能性が高いのではないかと思われます。

具体的には、丹田というメンタリティや肉体面の向上に関することよりも、

・好きな趣味に時間を費やすこと。または趣味を探してみること。

・好きな人と一緒にいる時間を費やすこと。またはパートナーシップについて必要な行動を取ってみること。

・好きな場所、環境に行ってみること。またはそういった場所を新たに探しに行くこと。

etc..

こういった可能性を考えてみた方がいいのかもしれません。

丹田は確かにとても大切なエネルギーですが、

しかしながら全てではありません。

あくまで、あなたの人生を豊かにする可能性の一つとして捉え、

丹田以外の可能性も同時並行でアンテナを張りながら模索されると

良い結果を生み出しやすいのではないかと思われます。

要するに、自分のエネルギーが高まる時間を増やすこと。

楽しいこと、気持ちが良くなれる体験を増やすこと。

丹田を鍛えることは、逆境を乗り越え、

ストレスに対する免疫力を高める底力を鍛えることですが、

それだけでなくシンプルに今この瞬間において自分が心地良くなれることを考えたり、

実際に行動に移すことも時には大切です。

こういった記事を積極的に読まれる方は、恐らくかなりマジメで、

どちらかというと成長志向が強い方だと思うので、

けっこう盲点になりがちな話だとは思います。

是非、一つの可能性だけでなくあらゆる可能性も同時並行で考えてみる、

感じてみるアンテナを張り続けられることをお勧め致します。

丹田を意識することと瞑想の本質の共通点

丹田に意識を集中させると瞑想にいい、とヨガや瞑想の先生に教わったことがあります。

最初のうちは形だけ真似していてあまりその真意が分かりませんでしたが、

段々丹田が活性化するごとに、確かに丹田に意識を合わせた方が瞑想しやすい、

頭がスッキリしやすくなることを体感できました。

この記事ではなぜ丹田に意識を合わせると瞑想しやすいのか?

オススメの瞑想法に「マインドフルネス瞑想」があります。

この瞑想法と合わせて丹田との関連性、本質についてお伝えしたいと思います。

丹田呼吸法が瞑想にオススメな理由

まず瞑想の話から始めたいと思います。

瞑想する目的としては要するに「雑念をクリアにする」ことにあります。

具体的には、脳波をリラックスのα(アルファ)波、θ(シータ)波に近づける方法です。

日常的なストレスの状態が脳波でいうとβ(ベータ)波です。

これがいわゆる雑念が多い状態で、このまま目を閉じても

色々な不安や恐れ、不満の声や、消化しきれてない怒りの感情などがわきやすくなります。

忙しすぎると、このままの状態で夜になって寝付こうとしていても、

脳がリラックスできずに活発に動いているのでリラックスして寝付けない、というパターンがとても多いです。

丹田に意識が集中できると、不思議と雑念が少なくなり、瞑想しやすくなる

それでは丹田に意識を合わせるとどうなるのでしょうか?

下腹部での呼吸によって横隔膜が正常に動きやすくなり、酸素が肺に最大限入りやすくなります。

そうすることで脳へ酸素が最大限供給されやすくなり、正常に血流も促進されていきます。

また、脳波が乱れているβ波の場合、自律神経は興奮・緊張の交感神経が優位になるため、

胸と首回りの筋肉が硬く、張りやすくなってしまいがちです。

そういった筋肉の緊張からも頭や脳への血流が滞りやすくなり、

ひどい場合だと偏頭痛や緊張性頭痛になってしまいます。

丹田に意識を集中させると、このような流れで筋肉面からリラックスしやすくなり、

結果的に頭の血行不良が解消されやすくなってリラックスし、脳波もα波にシフトしやすくなります。

こういったプロセスから、丹田に意識を合わせると瞑想しやすくなる理由は、

要するに頭の血流がよくなってスッキリしやすくなるので、

リラックスした分だけ雑念やストレスが生まれにくい状態になるのです。

丹田に意識を集中し、瞑想によって潜在意識をプラス化していく

ここでは潜在意識をプラス化していくのにオススメな瞑想法「マインドフルネス瞑想」についてご紹介いたします。

オススメの瞑想法「マインドフルネス瞑想」

こちらの動画は心理カウンセラーの先生によるものです。

グーグルなど世界的大企業が取り入れている「マインドフルネス」

一時期、ビジネス本でもよく電車の中吊り広告などで宣伝されていたので、

名前くらいは聞いたことがある方も少なくないとは思います。

この動画ではまず「マインドフルネス」とは何か?から、

対義語の「マインドレスネス」とは何か?などを分かりやすく説明しているのでオススメです。

「マインドフルネス瞑想」で潜在意識をプラス化する

先ほど紹介した動画の内容を簡単にまとめてみます。

「マインドフルネス」を理解するためには、対義語の「マインドレスネス」から理解する

「マインドフルネス」の本質を理解するためには、

対義語の「マインドレスネス」を理解することで分かってくる、とのことです。

「マインドレスネス」とは雑念が多い状態(瞑想状態とは真逆のメンタル)

日常的に頭を空っぽにしようにも、

「退屈だなぁ・・」

「こんばん○○食べたいなぁ・・」

「あれ買いたいなぁ・・」

など、いろいろな雑念が浮かんできませんか?

こういった次々と雑念が浮かんでくる状態を「マインドレスネス」と言い、

言い換えると「自動思考」と言うそうです。

そしてその「自動思考」が浮かびにくい状態を「マインドフルネス」と呼ばれます。

「マインドフルネス」と「マインドレスネス」の違いの例え

ここでもう少し実際の事例を参考にしてみます。

「マインドフルネス」になりやすい状況

・水泳など、スポーツ・運動に集中している時。

・習字など作業に集中している時。

こういった集中した後のスッキリ感、クリアなメンタル状態は自動思考になりにくい。

「マインドレスネス」になりやすい状況。

・「ボォ〜」と電車の中吊りに捕まっているだけの時間。

・感情的になって怒鳴り散らしてしまう時。

自動思考になりやすく、思考に振り回されてしまいがちに。

→そう言う時は、一度冷静になるために深呼吸を3回くらい行うと自動思考が緩和しやすくなる。

「マインドレスネス」に陥っても、冷静に意識的に気付ければ、その状態も「マインドフルネス」

マインドフルネスは、「イライラしている自分に気付けている状態」でもOk、と言われています。

「マインドレスネス=自動思考」を克服するためには、

こうした「今この瞬間を観察する」という客観視が必要だということです。

例えばイスに座っている時の瞬間を観察する際、こういったことに気付けるはずです。

・お尻とイスの座った際の感触、厚みなど。

・イスに座った冷たさ、温かさなど。

こういった観察している瞬間は「マインドフルネス」となっているので、「マインドレスネス=自動思考」になりにくく、雑念や感情に振り回されにくくなる、とのことです。

冷静な時や脳がクリアな時は当たり前にできることでも、

イライラした時ほど冷静でないのでこういったことに気付きにくいですよね!

これを意識的に自覚して「マインドフルネス」の意識に切り替えることが「マインドフルネス瞑想」の本質。

これは瞑想の本質でもありますね。

丹田に意識を合わせ、その感覚を観察することそのものが瞑想になっている。

瞑想の本質は、雑念や感情を客観視して冷静になって脳疲労を解消することにありますが、

「マインドフルネス瞑想」など、客観視、観察する習慣を身に付け、心の筋肉を養うことで、

そういったメンタル状態に近づくことができます。

丹田を鍛えたり、意識を合わせることも本質的には同じことが言えます。

・丹田の場所を意識する(お腹周りを観察する)

・丹田呼吸ができているか意識する(腹式呼吸や横隔膜の動きを観察する)

・骨盤周りの動き、仙骨の動きなどを意識する(骨盤周りのわずかな動きを観察する)

こういったこと自体も「マインドフルネス瞑想」でもあります。

ぜひぜひ、丹田を意識することによって「マインドレスネス=自動思考」から切り替え、

冷静かつクリアな脳の状態にシフトしていきましょう。

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この記事を書いた人

まさかず
リラクゼーション業歴13年で、経歴は整体師→副店長→店長と、不思議なご縁に導かれて様々な経験をしてきました。現在はフリーに戻って、一人の整体師として活動しています。元々メンタルが弱く、極度の対人恐怖症だった一人の人間が学んできた「丹田の鍛え方」について発信中。
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